【長崎県で唯一】まちの駅「まちの寄り処 森岳」 を紹介! 市内観光の小休憩にどーぞ

みなさま、いかがお過ごしでしょうか?

島原市地域おこし協力隊の田口です。

たぐち  

▼最近のトピックス

人生初、シーサイド島原の炭酸温泉で「ととのう」体験をしました。

シュワッた。

今回は島原市森岳地区にある「まちの駅 まちの寄り処 森岳(以下、「まちの寄り処森岳」)を紹介します!

皆さんは「まちの駅」って言葉を聞いたことあるでしょうか?🤔

<2022/1/21記>
全国的に新型コロナウイルス感染症が再拡大しており、県下全域に「特別警戒警報」が発令され、さらに「まん延防止等重点措置」が適用されました。本記事では島原市にある「まちの駅」を紹介していますが、市外の方は今回の再拡大が収束してからお越しくださいますよう、なにとぞお願いいたしますm(_ _)m

まちの駅「まちの寄り処森岳」

島原市森岳地区。

島原城が目と鼻の先にあるエリアに「まちの寄り処森岳」はあります。(かつて島原城は「森岳城」と呼ばれてたことから、この地名になったようです)

まちの寄り処森岳

島原市内にはいくつか商店街があるのですが、この地区にある商店街は「森岳商店街」と呼ばれます。島原鉄道でお越しの方ならば、島原駅からもっとも近い商店街です。

その商店街の一角にあるのが「まちの寄り処森岳」。

▼場所・アクセス

1830年(天保13年)に建てられたという棟札がある古民家を再利用して作られているので、とにかく雰囲気がイイのが特徴です。(現在は文化庁の有形文化財に登録)。※天保8年築という説もあるそうです。

一般的には「建築後50年以上が経過した建物=古民家」と呼ぶことが多いですが、明確な定義はないそう。けれど、数字だけでみても「古民家」の中でも相当古い建物ですよね😯

ちなみに、まちの駅にはそれぞれ「駅長」さんが存在しています。ここの駅長さんは、とにかくお酒が大好きな御方。親分肌ながらも、とっても気さくなおじいさまです😊
ぼくが島原に移住してからだいぶお世話になっており、高確率で記憶を飛ばしています……🍻

不定期で骨董品販売や美術品の企画展も開催されており、さらに島原半島で唯一の和楽器屋さん「三浦和楽器店」も建物内にあります。

和楽器を見ながら酒を呑むのも一興
  • 古民家
  • 駅長
  • 骨董品
  • 和楽器

などなど、すでにコンテンツ渋滞すぎます。

そもそも「まちの駅」ってなんなん?

…っていうか皆さんは「まちの駅」という言葉をご存じでしょうか?

ぼくは全く知りませんでした🙄

「まちの駅」とは、地域住民や来訪者が求める地域情報を提供する機能を備え、人と人の出会いと交流を促進する空間施設です。また、まちづくりの拠点となり、まちとまちをつなぐ役割を持つものです。人と人をつなぐ場であるということから、ヒューマンステーションと呼ぶことができます。

まちの駅 より引用

一言でいうと、「無料で休憩できる街の情報案内所」です。

ちなみに、それぞれのまちの駅には活動テーマがあるそう。島原にある「まちの寄り処森岳」の場合は交流促進・地域の情報提供がテーマとなっているそうです。

「道の駅」はあくまで「道路利用者(ドライバー)」の休憩・情報提供のために設置されています。なので、道の駅も「まちの駅」の一部である……とも言えます。

建物内を紹介!

さて、では「まちの拠り処森岳」の建物内の様子を紹介してまいります😊

まずは入り口。すでに味がありますな。

入り口にある看板の文字「春夏冬中」=「秋がない(あきない)=商い(商売繁盛)」…の意味
のっけから洒落が効いておるわい

一風変わった絵画などの「骨董品」も販売しています。

絵画や刺繍絵などが販売中

わりとビビるポイントとしては、「平和祈念像」の作者でもある、かの有名な北村西望の彫刻も普通に販売されてるところです。瞬で震えた。

西望のいのしし!ひゅー⤴⤴⤴

さらにフロアの一角には、なにやらカオスな本棚が……。駅長さんいわく、ここの本を貸し出す「ちいさな図書館」化することも考えてるんだとか。

本、酒、古いカメラ……
なんでもござれ

続いては2階へ。ここは基本的に展示スペースとして利用されています。

広々としたスペース

2021年は雲仙普賢岳の噴火災害から30年という節目の年ということもあり、ここで写真展が開催されました。

ちなみに、このスペースは雑魚寝ゾーンとしても使用可能とのこと。某美大予備校生が泊まりにくることもあるそうです。

地域行事もあるよー

また、まちの拠り処森岳では地域行事も開催されています。

新型コロナウイルスの影響もありなかなかイベントが開催できなかったそうですが、2021年の暮れにはなんとか恒例の「餅つきイベント」が行われました。

地域の方が数十人集まり、ワイワイと餅を作りまくるかなりエモいイベント⤴

餅つき風景

まさに地域イベント。田舎産まれの自分としては、もち米が炊けるニオイを嗅ぐとなんとな〜く懐かしい気持ちになります。

ニオイで季節を感じることができるのは、なんかこう……いいよね!(語彙力)

正月らしい香りがする

朝10時に遅れて合流すると、すでにいい感じに出来上がった方々がズラリ。

ちょっと漫画「ワンピース」で見るような宴感あり。

こういった行事が開催されているのも、「まちの寄り処ならでは」ですよね。

フラっと寄ってみんね

前述したように、「まちの寄り処 森岳」は島原市内の中心部付近にあります。

なので、市内観光の休憩所としてかなりオススメ

「鯉が泳ぐ街」に歩き疲れたら、アーケード街を通ってちょっとだけ休憩するのに最適です。

きっと気のいい駅長さんが出迎えてくれることでしょう😌

ではでは👋👋👋

トイレもありまっせ
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