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島原市地域おこし協力隊の田口です。
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突然ですが、皆さんは「四面宮ものがたり」をご存知でしょうか??半島の歴史を知る上で、かなり大きなキーワードになります。
今回はその背景を簡単に説明しつつ、「四面宮御朱印巡り」にチャレンジしてみました!
・そもそも「四面宮」って?
・雲仙は全国有数の霊山だった
・御朱印巡りをしてみた感想
「四面宮ものがたり」とは?
まずは「四面宮」の簡単な説明から🙌
約1300年前、雲仙に九州の守り神を御祭神とする神社『四面宮(しめんぐう)』が誕生しました。
のちに、その広大無辺の御神徳を身近におまつりしたいという願いから、島原半島や諫早市にその分社が建立されました。その後、明治時代に、多くの四面宮は「温泉神社」などに神社名が変わっています。
(〜中略〜)地元の人々から、九州総守護の神社として、また地元の氏神様として、「お四面さん」と呼ばれるようになりました。
四面宮公式ホームページより
つまり、半島内で「温泉神社」と名のついているものは四面宮だと思っていただいてOK。もともとは『古事記』の国生み神話に由来しており、雲仙温泉街近くにある四面宮が総本宮です。島原半島各地に存在する温泉神社は、総本宮に行くことができない人(昔は女人禁制だったらしい)にとって親しみ深い存在となっています。
『四面宮 御朱印巡り』は、もともと四面宮だった数十社あるうちの10社を巡り、それぞれの神社で豆御朱印(通常より小さいサイズの御朱印)を受けられる企画のこと。
島原に住んでいるからには、やっぱり興味を持ってしまいます。
四面宮「御朱印」巡り
さて……この四面宮を紹介するからには、やっぱり各神社を巡らないわけにはいきません!そこで今回は「四面宮御朱印巡り」にチャレンジしてみました。
温泉神社と名のつく神社は半島に数十ありますが、「四面宮御朱印巡り」という企画ではその中の10個(がまだすドームでも「豆印」をもらう必要あり)の神社で「豆御朱印」を集めてまわることになります。
「豆御朱印」をもらうためには、各神社で300円を納める必要があります。豆御朱印が入っているシール付きの袋にお金を入れ、お賽銭箱に入れましょう。これマナー。
(こっから長い旅が始まります……)
▼四面宮巡りルート(諫早神社→雲仙温泉神社)
1. 賑わう「諫早神社」を出発
旅のスタートは初詣で賑わう「諫早神社」!
諫早神社の始まりは728年。聖武天皇により行基菩薩が赴いて石祠を祀ったのが始まりらしいです。
※行基・・・15歳で出家、仏道修行を経て、民間布教や社会事業に尽力。日本最初の大僧正の位を授けられたハイパー悟りクリエイター。
かつて雲仙は比叡山や高野山と並んで「天下の三山」と称されていたほどなのですが、それもこれもこの行基さんが開山したことが発端なんです。
こちらの諫早神社に行って感じたのは、人の多さ!
こりゃ地元の方に親しまれているんだろうな〜と感じます。
神社の方に声をかけ、御朱印帳をゲットしました。御朱印帳は、諫早以外の各神社でも入手できますのでご安心を。
早速旅の準備が整いました。初詣シーズンなのでここでゆっくりしたい気持ちもありますが、ここは我慢して次の神社へ。
タイムイズマネーではない。ライフなのだよ、アンダーソンくん。
2. 静かで少し幻想的「吾妻温泉神社」
続いては、雲仙市吾妻町にある「吾妻温泉神社」へ。
諫早神社と比べると参拝客は少ないですが、それもあってか幻想的な雰囲気を感じました。これはこれで「地元の神社感」があって良き。
神社の方がいらっしゃらない場合でも、豆御朱印は境内のどこかにおいてあります。豆御朱印が入っている袋に300円を入れて封をして、お賽銭箱に入れませう。
3. カッパがお出迎え「千々石温泉神社」
続いては、雲仙市千々石町にある「千々石温泉神社」へ。
神社横には「千々石川」が流れているのですが、そこに我が国お馴染みのUMA・KAPPAが!
本殿前では火を炊いていました。焚き火ってなんか正月のニオイっぽくて好きです。なんか「鬼火」を思い出します。
立派な鳥居をくぐると、ちょっとだけテンション上がります⤴
ちなみに「茅の輪」をくぐると、罪や穢れを除き去ることができるそうです。このあと、めっちゃくぐりました。
ここでも無事、豆御朱印をゲット!
お次は、南島原市までそこそこの距離をドライブすることになります。