【島原市へ移住して1年】東京暮らしから変化したことまとめ

こんにちは、島原市地域おこし協力隊の田口です。

長崎県島原市へ移住して1年ちょい。

今回は、移住して感じた変化について嘘偽りなくまとめてみます。

※個人的な意見をかなり含みます😅
あくまで個人の意見としてご参考くださいませ🙇
参考として筆者の情報を先に書いておきますね。

移住した時の状況 ・30歳
・一人暮らし
・子ども無し
・島原市の「地域おこし協力隊」として働く

さきに結論から言うとですね、「東京から島原市に移住して良かった」と感じています。これほんとよ。

今回の記事では、個人の主観的な意見・感想も多く含みます。繰り返しになりますが、その点も何卒ご理解くださいませ😌

東京から島原移住後の変化

ざっくりと島原移住後の変化について3つまとめてみました。

海から見た島原市

1. 生活ストレス

まずこれ。

生活ストレスはメチャクチャ減りました。

生活ストレスにも様々あると思いますが、今回は「仕事」と「暮らし」で受けるストレスと定義してみます。

島原市に移住する前は、東京にある某釣りメディアの編集部におりました。ざっくり言うと、記事を書いたりするお仕事です。(語彙力・・・)

編集部在籍時

とはいえ、世はコロナ禍。

フルリモートワーク生活が始まり、週末以外はあまり人に会わない生活が続きました。たぶん私はひとり時間が好きなほうですが、このライフサイクルが続くとなんかこう「ムワ~ン・・・」って気持ちになるわけです。(語彙力・・・)

しかし、島原市に住み始めて「ちょうどいい田舎生活」を送ってみると、その「ムワーン・・・」という気持ちはほぼ無くなりました。

これはたぶん「島原だから」というわけではないような。自然と触れ合ったり、単純に人と直接話す機会が増えたからなんだろーなー、と思っています。

不思議なもんっすね。

2. 生活にかかる諸経費

次に生活費の変化について考えてみますね。

お金、だいじ。

結論から言うとですね・・・

島原移住後もあまり「生活費」は変わっていないですw

ざっくりと月間生活費を比べてみました。(11月で比較)

東京暮らしの時はこちら↓

東京暮らし ・飲食費:約4~5万円(かなり変動あり)
・家賃(1K):62,000円
・ガス代:3,000円
・水道代:2,700円
・電気代:3,700円
・通信費(スマホ代+ポケットWi-Fiのみ):8,000円
・移動費(ほぼ電車):10,000円
■計:12〜14万円くらい(少なく見積もって)

※まじめにお家時間を過ごしてたので、飲食代はかな〜り抑えられてました。

島原移住後はこちら↓

島原暮らし ・飲食費:60,000円(かなり変動あり)
・家賃(1K):40,000円
・ガス代:4,200円
・水道代:1,100円
・電気代:2,800円
・通信費(スマホ代+ポケットWi-Fiのみ):約8000円
・移動費(ほぼ電車):7,000円
■計:12万円くらい(少なく見積もって)

東京勤務のころから給料は減っており、上記に加えて趣味代を掛けているため、かなり生活はカツカツですw

<飲食費>
島原市にきて外食することが多くなったので、飲食費は都会生活より増えました。特に飲み代が増えたかも・・・😂

<家賃>
家賃は島原市に移住して圧倒的に下がりました。
ですが島原市内の賃貸物件は、他自治体と比べて圧倒的に安いというわけではありませんのでご注意を😌

<光熱費>

光熱費はトータルすると決して下がったわけではありません。都市ガスからプロパンガスになっちゃったってのもありますが・・・。

ただ、島原に住んでみて水道代は安くなったな~と感じます。男の一人暮らしだと1,000円ちょい/月くらいに収まるはず。全国的にみても平均より安い自治体に入るらしく、長崎県内では松浦市松浦地区、雲仙市についで3番目に安いようです。(引用:水と暮らす

島原市内には湧水がコンコンと湧き出してますので、夏場は飲料水確保のためにデッカイ容器を持って汲みに行っております😌

3. 人との付き合い

そして、人との付き合い方にも大きな変化がありました。

<東京暮らしでは?>

コロナ禍に突入し、おうち時間が爆増した東京暮らし時代。

都会だと、隣近所の住民との付き合いもほとんどありません。

友人・同僚と遊びに行くこともありましたが、なかなかリアルな場では会えない状況が続きました。唯一、趣味の釣りだけは、少人数に限って自由に行くようにしていましたが・・・。

都会的な生活もまぁ楽しかったです

そうした何とも言えない時間が続く一方、出会う人がコロコロと変わっていくのが都会暮らしの楽しみでした。

一言でいうと「広く浅い人間関係」。

育ってきた環境・価値観が違った色んな人がいますし、そうした人とお話するのは本当におもしろかったです。普通に暮らしていて得られる情報がとにかく多いのも、都会暮らしのメリットだったと思います。

<島原暮らしでは?>

一方、島原市内(というか田舎全般?)で普通に生活していて、出会う人は限定的です・・・w

仕事柄いろんな人とお会いすることもありますが、それでも都会生活から比べると新しい出会いの数はかなり減ったように思います。

新しく出会った人が、実は知り合いの知り合いだったり。

謎のご近所ネットワークによる情報伝達スピードの速さがあったり。冗談抜きに、SNS並みに速いですからね・・・。

一度コミュニティに入っちゃえば受け入れられるわけですが、逆に言うと変な悪さはできないわけです・・・w

なにかを変えようとすると、必ずと言っていいほどアレルギー反応が起きちゃうのも田舎特有な気がします。

生活する上で、そういったローカルならではの「クセ」みたいなものはあります。

「田舎」に幻想は抱かないほうがいい。けれども・・・。

というわけで、今回は東京都→長崎県島原市へ移住してみて変化したことを簡単にまとめてみました。

田舎暮らしに対して、

なんかのんびりしていて、いい人が多そう。

ストレスフリーそうだなぁ〜。

というイメージを持ってる方も多いと思いますが、それは間違いだと断言できます

都会には都会の、田舎には田舎のストレスがあります。

虫も出ますし、そりゃあ良い人ばかりではありません(笑)

ただ・・・冒頭にも書きましたが、私は島原市に移住して良かったと思ってます。

理由は、東京・島原を比較してみて、島原暮らしのほうが自分に合った生活を送れているから。

  • 街と自然の距離感が近い
  • 湧水が汲み放題
  • スーパーとドラッグストアが多く、買い物に不自由しない(田舎すぎない)

というような島原市ならではの魅力は、いっぱいあります。

この記事をお読みの方に、地方移住のひとつの候補地として島原市を考えていただければ幸いです😌

ではでは🙌

山⇔街⇔海がコンパクトな島原市
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