島原市にある「旧島原藩薬園跡」。
その名の通りかつて薬草が育てられていた場所で、現在では国指定の史跡となっています。(国指定の史跡となっている薬草園は全国に3つしかないらしい)
1853年に開園、1869年に廃止となりました。園内は現在入園自由となっており、落ち着いた雰囲気の園内を散策することができます。
「旧島原藩薬園跡」の魅力って?
(薬草に無知な筆者が……)島原藩薬園跡の魅力をいくつか紹介しましょう!
その①シンプルに「植物好き」にオススメ
「薬園跡」の名の通り、現在でも薬草を筆頭に多くの植物を観察することができます。
たとえば島原いちご👇
日本国内では長崎県と熊本県にしか分布しない希少な植物です。詳しくは↓の記事で解説してます。
かつての島原の財政を支えた「昭和福櫨(しょうわふくはぜ)」も。
その他、ゆず・サザンカ・ハーブ類など多種多様な植物を見ることができました。(筆者が行ったのは11月下旬です)
こんなかんじで、植物好き・薬草好きの方は楽しめる園内だと思います。なんというか…知的好奇心がくすぐられるやつです。
その②たぶん「歴史好き」にもSO GOOD
先述した通り、園跡地は国指定の史跡にもなっていおり、当時の薬師さんたちがいた屋敷跡を見ることができます。
貯水槽跡が残されているなど、人間がいた痕跡を垣間見ることができます。
薬園跡のくわしい歴史にはついては👇のページで解説しています。(島原市役所ホームページ)
その③マイカー利用なら立ち寄りやすい
薬園跡は島原中心市街地の観光エリアから車で数分。マイカー利用ならばアクセス良好です。
興味がある方は市内観光のついでにフラリと立ち寄ることができます。
大型バスが停車できる駐車場もあります。ひろびろ。
トイレ・禁止事項
といったかんじで「旧島原藩薬園跡」について紹介してみました。園内は10分くらいあれば一通りまわることができるはず。薬草好き、史跡好きな方はぜひ立ち寄ってみてください😌
公衆トイレもあります👍
植物は原則採捕禁止となっていますのでご注意を🙏