10月7日(土)は「島原城薪能」 豊かな文化に触れられるのって貴重なのかもしれない

協力隊の田口です。

今年も開催される、島原城薪能。

「能」ときくと古典芸能なので敷居が高そうなイメージがありますが、一度見てみると案外ペロリと見れるものです。

今回は、「島原ならではのイベント」とも言える薪能について書いてみたいと思います。

▼島原城薪能について詳しくはこちら【公式HP】

島原城薪能とは

島原城薪能とは、島原城の能舞台で、薪を焚いた篝火の明かりで能楽を鑑賞するイベントです。毎年秋に開催されており、多くの観客が訪れます。

島原城薪能では能と狂言の演目を楽しむことができます。

▼2022年のライブ映像はこちら

島原城薪能の歴史は、江戸時代にさかのぼります。島原藩主松平氏は、能楽を好んでおり、藩主自ら能を演じたという記録も残されています。また、島原城には能舞台が設けられており、藩主や領民が能を鑑賞していたと考えられています。

明治維新後、能楽は衰退の一途をたどりましたが、昭和58年(1983年)に、島原市の有志によって「島原城薪能」が復活しました。

「能」が気軽に見れる環境って、実はすごく貴重なんじゃないでしょうか?都市部では普通に舞台がありまそうですが、地方ではあまり聞いたことがありません。

能と狂言の違い

この機会に「能」と「狂言」について少し勉強してみました。

【能】

・歴史上の人物や物語を題材にした「悲劇」が多い
・華やかな装束と能面を着けて演じられる
・ほとんど台詞が無く、全て音楽や謡(うたい)で表現される

【狂言】

・庶民の日常生活を面白おかしく描く「喜劇」が多い
・簡素な装束と直面(ひためん)で演じられる
・セリフが多く、面白おかしい会話が多い

他にも違いはあるようですが、ざっくりまとめるとこんなかんじみたいです。

能はミュージカルみたいなもので、狂言はコントライブみたいなものなんだと思います。お笑い好きなひとは狂言のほうが好み?なんだと思います。

↓の和泉流狂言「成り上がり」はまさにコント。もはや東京03にしか見えません。

釣り好きにオススメ?子ども狂言「釣ろうよ」

島原城薪能の「子ども狂言」の演目のひとつ『釣ろうよ』は、結構ラフにみることができるので個人的にオススメです。釣り好きにオススメかも。

※「釣ろうよ」から再生されます

縁起物のマダイを釣りにいくストーリーなのですが、「九十九島(つくもじま)」や「がんば(島原弁でフグのこと」などなど、島原のアレコレが登場します。

今度釣りに行くときは「釣~ろうよ~」が脳内でエンドレスリピートしそうです。

あと、単純に子どもたちの演技も素晴らしい!

文化でつながる多世代

島原城薪能では「能」を通じて先人たちの感受性とつながることができます。

僕自身、昨年の薪能で初めて能を見ましたが、

たぐち

「昔の人はこのポイントで笑ってたんだな」

「こういう感情の表現方法があるんだ」

などなど、いろんなことに気づくことができました。

「能」ときくとなんだか難しそうなイメージがありますが、楽しみ方は人それぞれあっていいんだと思います。

また、先述した「子ども狂言」も、「能・狂言」を通じ多世代が交流できていて、すごく素敵な取り組みだと思います。

島原らしい文化継承が今後も続いていくことを祈ります😌

ではでは👐

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