島原市の地区紹介⑦「安中(あんなか)」編  火山を間近に感じるエリア

みなさま、いかがお過ごしでしょうか?

島原市地域おこし協力隊の田口。

今回は移住を検討されている方向けに、島原市の地区の一つ「安中(あんなか)地区」を紹介しますー!

安中地区は島原市最南部の地区で、南島原市と接しています。

島原市の7地区:有明地区は水色
島原市移住定住サイト「島原暮らし〜コイする島原〜」より引用

島原市「安中地区」の特徴

安中地区を一言であらわすと・・・火山(平成新山)の存在感を間近に感じるエリア。

平成2年からの雲仙・普賢岳の噴火により、度重なる火砕流・土石流により壊滅的被害を受けた地区でもあります。

日本で最初にできた火山体験ミュージアム「がまだすドーム」の展望デッキからみた安中地区の風景がこちら↓

がまだすドームから見た安中地区
土石流・火砕流がどのような経路で流れたか、ひと目でわかる

いかに火山と住民の生活圏が近い距離にあるか、この一枚の写真からよく分かると思います。火山活動によって形成された島原半島の中でも、安中地区は火山の存在感をモロに感じるエリアです。

安中地区にあるもの

安中地区にあるものを紹介していきます!

平成新山の圧倒的存在感

その名の通り、平成の火山活動によってできた「平成新山」。

長崎県下最高峰の山であると同時に、日本一新しい山でもあります。

平成新山・・・現在は標高1482.7m(国土地理院火山基本図より)

噴火活動が終息した現在も予熱で山頂部では蒸気が上がっており、その圧倒的な存在を感じることができます。

雲仙岳災害記念館(がまだすドーム)

雲仙・普賢岳の土石流が海を埋めてできた新しい陸地に建設されたのが、体験型火山ミュージアム雲仙岳災害記念館です。愛称をがまだすドームといいます。※がまだす・・・島原地方の方言で「がんばる」という意味

がまだすドーム
晴れた日の屋上展望デッキからの眺めは最高!

噴火災害の脅威の「伝承」のみならず、火山が持たらす恩恵や防災についても「学習」できる場所です。個人的に展示スペース(有料)にある大噴火シアターは一見の価値ありです👀

その他、館内には赤ちゃん・幼児向けスペースや、島原の食材にこだわったカフェもあります。

▼がまだすドーム公式HPはこちら

「九州オルレ」島原コース

「オルレ」とは、済州の言葉で「通りから家に通じる狭い路地」という意味で、平たく言えば韓国発祥のトレッキングコースのこと。

九州オルレは文字通りその九州版のことです。島原コースは「火山との共生」をコースのテーマとしており、歩くだけで火山と人々の暮らしを肌で感じることができます。

▼オルレコースを実際に歩いてみたときの動画はこちら

島原コースの大部分を占めているのが安中地区。

コース内の見どころが身近な場所にあるのは、安中地区に暮らす魅力なのかもしれません🤔

導流堤のウォーキングコース

土石流災害から人名を防ぐために建設された導流堤(どうりゅうてい)。安中地区の導流堤内にはウォーキングコースがあり、平成新山をバックに運動をすることができます。

爽快。

自主防災地区

噴火災害で被災した安中地区では、毎年自主防災会主催による避難訓練が実施され、地域における「顔の見える関係」で構築が図られています。

住民が速やかに避難をして、安否確認を行いやすくする目的です。

そのため(安中地区すべてというわけでは無いと思いますが)地域住民同士のつながりが他の地区よりも強いと言えるかもしれません。

安中地区のお買い物事情

最後に、安中地区のお買い物事情についてです。

結論、安中地区「だけ」で日用品を買い揃えるのは個人的には難しいと思います💧

安中には、

  • VCポイントショップニチエー(ローカルスーパー)
  • ドラッグストア「コスモス」

といった日常品を買えるお店があります。

安中地区在住者に聞いてみると、車を使って島原中心市街地(白山、霊丘、森岳など)に来る方も多いようです。

▼参考:島原市のローカルスーパーはこちら

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ご参考になれば幸いです✨

ではでは🙌

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