4. 道中爽快!南島原の「加津佐温泉神社」
続いては、南島原市加津佐(かづさ)町にある「加津佐温泉神社」へ。
千々石温泉神社から長距離移動。運転にもそこそこ疲れたのですが、南島原のキレイな景色がマジでかいふくのくすり過ぎました。
なんやこい、ミニチュアやん😲
さー、本題の神社へGO!
加津佐温泉神社は保育園のすぐ隣にあります。神社前の池の横にある駐車場に停車し、境内へ。
島原の乱のキリシタンによる焼き討ちに合いながらも、加津佐の地に存在しているそう。
歴史を知れば感じ方が変わり、価値が変わる。観光って不思議。
4.5 がまだすドーム
続いては、島原市にある雲仙岳災害記念館「がまだすドーム」へ。
ようやくホームタウン・島原市へ突入。ポケモンでいうとタマムシシティくらいです。
ここの豆印は無料でもらえます。建物内にある受付の方に「あの〜、御朱印をあつめ…」と言うと、食い気味みで「少々お待ちください😊」と返事が帰ってきました。仕事はや。
補足ですが、がまだすドームの常設展はマジで見る価値があると思います(大人:1,050円、中高生:740円、小学生:530円)。火山が身近にあることのメリット・デメリットがかなりわかりやすいです。ネタバレは避けますが、常設展内の「大噴火シアター」を見たらちょっとホロリときてしまいました。
お時間がある方はぜひ!
5. 「熊野温泉神社」
続いては、島原市にある「熊野温泉神社」へ。
ようやく島原市エリアの神社までやってきました……。さすがに疲れてきました。
「一日で四面宮の御朱印巡りを達成したい!」という方は、昼過ぎには熊野神社に到着しておかないと厳しいでしょう……。
鳥居の横には……、なんか蛙の石像が!「まー坊蛙」というそうです。
みかげ石に彫られており、無事に「帰る」ということで家内安全のお守りとして熊野神社に置かれているそう。
拝殿のよこ(ちょっと隠れてわかりにくい)には、長崎県指定天然記念物の大クスの木があります。(ちなみに島原市の木=クスの木です)
写真じゃ伝えきれませんが、めっちゃデカいし太いです。
この大クスが植えられた背景には、島原で起きたある合戦が関係しています。
1585年、島原で「沖田畷(おきたなわて)の合戦」という戦いが勃発しました。当時の勢力図を決める出来事で、あまり有名でないのが不思議なくらいの大合戦です。※「畷」とは、湿地帯の中に延びた小道の意味。龍造寺(りゅうぞうじ)軍25,000人と有馬・島津軍8,000人が沖田畷の地で激突。勝利したのは兵士数で劣りながらも、地理を熟知していた島津軍でした。
この大クスは島津氏の将によって、大勝を記念して大椋とともに献木したと伝えられています。
6. 「三会温泉神社」
続いては、島原市にある「三会(みえ)温泉神社」へ。
1658年にこの地に転社してきた歴史ある神社です。
こちらの神社にも、ご神木らしい大きなクスの木が生えているのが印象的。いや~デカい。人間ってちっぽけやな~。
ちなみに、クスの木の花言葉は「芳香」です。葉や枝などから、樟脳(しょうのう)の香りがほのかに漂うことが由来とされています。
7. 「湯江温泉神社」
続いては、島原市有明町にある「湯江温泉神社」へ。
うまく言語化できないのですが、個人的に湯江温泉神社の雰囲気はお気に入りです。
階段を上がるたびに神様に近づいている感覚もありつつ、拝殿内に地元小学生が書いたであろう習字の半紙が貼ってあったり……。シンとした神々しい雰囲気もありつつ、地元の神社感があって親しみやすくもあったり。
有明地区の神社といえば「鼻ダゴさん」。
子どもはトラウマ必至、島原ならではの印象的なお祭りです。
▽湯江温泉神社さんには、風除祭の取材でもお世話になりました。
8. 「多比良温泉神社」
続いては、雲仙市国見町にある「多比良(たいら)温泉神社」へ。
旅も佳境に入ってきました。
歴史をたどると大宝時代(701〜703年)から多比良に鎮座する神社。台風などの自然災害・老朽化による改築などを経て、今現在も存在し続けています。
平成にも改築があったそうで、境内には立派な手水舎(ちょうずや/てみずや)が。
昔の人々は参拝の前に川に入り心身を清めていたそうで、手水舎で手をすすぐのはそれを簡略化したものらしいです。
9. 「土黒温泉神社」
続いては、雲仙市国見町にある「土黒(ひじくろ)温泉神社」へ。
境内へと続くまっすぐな道が印象的な神社です。畑の中にポツンとある感じがなんかノスタルジックでステキ。
ちなみに「土が黒くて鉄が採れる」ということから、現在の土黒という地名になったそうです。四面宮巡りをしながら出た疑問を持ちつつ、そのような謎解きをしていくのもオモシロイかも?
ここで1日目がタイムアップ!ついに……残すは総社「雲仙温泉神社」のみ!
島原温泉で心を整えたのち、雲仙山にある総社へアタックします!